本人以上に、家族の方も助けたい。
アルコール依存症の場合は、依存症の本人がピックアップされますが
本人以上に大変なのは、家族の方。
なんとか、お酒をやめさせようと試行錯誤して
病院に通わせようと思っても、本人がアルコール依存症を認めてくれない。話を聞いてくれない。
何度お酒をやめるように約束しても、約束を守ってくれない。
相談できる人がいないとつらい日々が続いて、家族の方がうつ病になる事もあります。
本人にも断酒して回復してもらいたいですが、
これ以上多くの家族の方にも苦しまないでいただきたいです。
実は、接し方のコツと家族のチカラで
重度のアルコール依存症を認めない方でも、断酒を決意して回復へ向かう事が可能です。
アルコール問題でも回復できる家族、回復できない家族がいます。
何が違うのか?という事をまずはしっかり理解することが大切です。
危険な薬を使ったり、強制的に従わせるような方法は絶対にやめてください。
年間に300人以上カウンセリングし家族を回復させている方法を紹介します。
もう少しの辛抱です。もう一度お酒のないもとの家族にもどしませんか?
アルコール依存症の症状とは

アルコール依存症とは、自分の意思で飲酒をコントロールできなくなる精神疾患をいいます。
そのほとんどが、時々飲むだけ、というところから始まり、しだいにそれが習慣となり、やがて体の耐性が増して同じ酩酊を感じるために酒量が増える…という経過を経て進行します。
つまり、誰でもアルコール依存症になる可能性があるということなのです。
アルコール依存症は、大きく「精神依存」と「身体依存」のふたつにわけられます。
精神依存としては、常に体内にアルコールが入っていないと落ちつかない、飲酒でトラブルを起こしたりその後悔から逃れるためにまた飲酒を繰り返す、アルコールを探しまわる、などの症状が見られます。
一方、身体依存とは、体そのものにある物質(この場合はアルコール)を必要とする生理的変化が起こることで、これが断たれると体に異変が生じるようになります。
これは離脱症状(禁断症状)と呼ばれ、軽いものには頭痛・不眠・イライラ・情緒不安定・眩暈・吐き気などが挙げられますが、重症だと記憶障害・幻覚・けいれん発作などが起こる人もいます。
アルコール依存症チェック
自分がアルコール依存症になっているかどうかを確認するための自己診断をしてみましょう。
以下の設問に「はい」か「いいえ」で答えてみてください。
・お酒を飲んで家庭内で波風が立つことがある。
・お酒を飲んで仕事をなまけたことがある。
・お酒を飲んで不評を買ったことがある。
・お酒を飲んだあと後悔することがある。
・翌朝までお酒を飲みたくなってしまう。
上記の設問に3つ以上「はい」が該当した人は、アルコール依存症になる可能性が高いといえます。
「はい」が3つ未満の人でも、1つでも該当するものがあった場合には、悪化することのないように注意しましょう。
このチェックをする目的は、アルコール依存症になってしまった人の中には、本人がアルコール依存症であることを自覚すらしていないというケースがあるためです。
そのようなケースの方がむしろ多いとも言われており、「自分はアルコール依存症にはなっていない」とかたくなに否定する人もいます。
これについては、個人の考え方にもよりますので、理由はそれぞれ異なると思います。
「酔った時の記憶がない」という人は特に危険といえます。
自分自身が覚えていないだけで、知らない間に他人に迷惑をかけているというケースも考えられるためです。
「酔った時の記憶がない」けれど、「お酒は異様に飲みたくなる」という人は、アルコール依存症の疑いがあるかもしれません。
本人が自覚していないというケースが多いのが、アルコール依存症の特徴ともいえます。
上記のアルコール依存症チェックを行い、自身がアルコール依存症の可能性があるかどうか確認してみるとよいでしょう。
重度に進行したアルコール依存症の場合は、合併症などを引き起こして生命に危険が及ぶ場合もあります。
アルコール依存症についてmemo
アルコールには、非常に高い依存性があり、その依存性のため精神・肉体ともにアルコールを摂取しなければ耐えられないほどの状態をアルコール依存症といいます。これは一種の薬物依存症のようなもので、一度アルコール依存症になった場合は回復までに相当なリハビリが必要となります。アルコール依存症の患者は、自分だけで飲酒量の制御が不可能となってしまい、起きている間は絶えずお酒をが飲みたくなってしまい、それができないとなれば暴力行為にまで及ぶ場合もあります。特に、大量のアルコールを摂取した直後は、いわゆる泥酔状態となってしまい、家族へ危害を加える、あるいは自身も内蔵疾患などの症状が出る等、様々な方面へ悪影響を及ぼします。しかし、アルコール依存症が厄介な点は、自身が依存症であることを自覚した時にトラブルを起こしてしまったことを悔やんで無理に禁酒をしようとしても、それがかえってイライラしたり、体の震えなどといった禁断症状が出る原因となってしまうという点にあります。しかも、症状が重い人であれば精神病患者のように「幻覚が見える」ような事例もあるため、こういった禁断症状を恐れるあまり再度お酒を口にしてしまうという悪循環になってしまいます。これらの理由のため、アルコール依存症はその治療が困難といわれています。自身の飲める酒量の限界がわかっていて、さらにそれを守れるような人であれば、アルコール依存症になる危険性は低いといえます。とはいえ、どんな人でもそれができるかといえばそうではないため、ずるずると依存状態へと陥ってしまう人はたくさんいます。アルコール依存症は、自分だけでなく他人にも悪い影響を及ぼしてしまうため、早期の治療が重要となります。


